スキャルピングで儲かる人と儲からない人の特徴を徹底分析!勝率の向上には考え方と行動の変化が必要

ポジション保有時間が数秒から数十秒の「スキャルピング」。
長時間チャートを眺める必要がないので「FXで稼ぎたいけれども、本業が忙しくて、まとまった時間を確保できない」という悩みをお持ちの方におすすめのトレード手法です。
ただし「スキャルピングを行えば、誰でも儲かる」というわけではありません。
儲かる人と儲からない人には、考え方や行動の面で様々な違いがあることを認識しておきましょう。
ここでは、スキャルピングについて気になっている方に向けて、儲かる人と儲からない人の特徴を徹底分析します。
目次
スキャルピングで儲かる人の特徴
スキャルピングで儲かる人の特徴(考え方や行動)を3つご紹介します。
感情的にならず、冷静に売買を行う
FXでは、様々なイベント(戦争や自然災害、重要経済指標の発表、主要国の金融当局のアナウンスなど)が起こった直後に、急激に相場が変動するケースがあります。
しかし、スキャルピングで儲かる人は、価格が急激に乱高下する状況でも、常に冷静沈着です。
「損小利大(損失を小さくして、利益を大きくすること)」の実現に必要なのは「ルールに基づいた対応」です。
「思惑通りの方向に何pips動いたら、利益確定を行う」「思惑と逆方向に何pips動いたら、損切りを行う」というルールをあらかじめ決めておき、予想外の動きをした場合であっても右往左往せず、淡々と売買を繰り返していけば勝率が向上します。
ルールに基づいて機械的に売買を行う
スキャルピングで儲かる人は「トレードルール」を作成し、それに基づいて機械的に売買を行っています。
ルールを作っていない場合、運や勘に頼ることになり、安定的に利益を出し続けることができません。
必ず勝つルールは存在しませんが、勝率を向上させるルールなら作れます。
スキャルピングで儲かる人は、各種インジケーターの性質を正確に理解し、テクニカル分析に基づいて「売り」や「買い」のサインに忠実にトレードを行っています。
資金管理を徹底し、こまめに損切りを行う
一度負けてしまうと「次で取り返そう」と焦りを感じ、無謀なトレードに挑んでしまう方がいらっしゃいます。
また、含み損が出ていても「もう少し様子を見ていれば反転するかもしれない」という気持ちから、中々、損切りに踏み切れないケースもあるでしょう。
スキャルピングで儲かる人は、感情に左右されることがありません。
利益を最大化し、損失を最小化するためには、資金管理を徹底し、リスクのある行動を避け、こまめに損切りを行う必要があります。
スキャルピングで儲からない人の特徴
次に、スキャルピングで儲からない人の特徴(考え方や行動)を3つご紹介します。
中々、損切りに踏み切れない
優柔不断な性格の方は「もう少し待っていれば、反転するかもしれない」と期待して、決断をズルズルと先延ばしにする傾向が見受けられます。
損失を確定させてしまうことには誰しも抵抗感を覚えるものですが、先送りをすると逆に損失が拡大する結果になりかねません。
思惑と逆方向に動いた場合は、早めに損切りを行って、エントリーをやりなおしましょう。
スキャルピングは、細かい利益を積み重ねていくトレード手法です。
1度の「負け」に一喜一憂することなく、トータルで勝つことを目指してください。
勘や運に頼って、ギャンブル的なトレードを行う
ギャンブルが好きな人は、勘や運に頼ってトレードを行うことがありますが、それでは長期間にわたってコンスタントに勝ち続けることが困難です。
「明確なルールを作成し、ルールに基づいてトレードを行い、ルールの検証・修正を行って、修正後のルールでトレードを行う」というサイクルを回し続けることが勝率を向上させる秘訣です。
100%勝てるルールは存在しませんが「より勝ちやすくなるルール」なら作れます。
「スキャルピングは、ギャンブルとは異なる」と心得ましょう。
適切なタイミングで「利益確定」の決済を行わない
スキャルピングで儲からない人は、損切りだけではなく「利益確定」の決済に関しても適切なタイミングで実行できない傾向があります。
「もう少し待っていれば、さらに含み益が増えるかもしれない」などと考えているうちに、急に相場が反転し、一瞬で含み益が吹き飛んでしまうことがあるので、あらかじめ「思惑通りの方向に何pips動いたら利益確定を行う」というルールを作り、それを機械的に淡々と実行していきましょう。
勝率を上げるためには考え方と行動を変える必要がある
スキャルピングで儲かる人は、感情に左右されることなく、トレードルールに基づいて、冷静沈着かつ機械的に売買を繰り返しています。
儲からない人は、本記事を参考にして、考え方・行動を変えましょう。
この記事が、「スキャルピングで儲かる人と儲からない人の違い」について知りたい方のお役に立つことができれば幸いです。