スキャルピングは学生に適したトレード手法!おすすめする理由を徹底解説

学生(専門学校生、大学生、大学院生など)の中には、学業に忙しく、あまりアルバイトに時間を割けない方がいらっしゃるかもしれません。

毎日が忙しい学生は、「スキャルピング」でお金を稼いでみてはいかがでしょうか。

スキャルピングとは、FXのトレード手法の一種であり、1回あたりの取引に要する時間(エントリーから決済までの時間)が数秒から数十秒と極めて短いことが特徴です。

なお、FXは週末を除いて24時間トレードできます。

ご自身の好きなタイミングでスキャルピングを行えるので、ちょっとした空き時間(「学校に行く前」「昼休み」「帰宅後」「夕食後」「寝る前」など)を有効活用することが可能です。

本記事では、FXについて気になっている学生に向けて、スキャルピングがおすすめな理由について徹底解説し、注意すべき点もご紹介します。

FX口座は学生でも開設できる

多くのFX業者は、口座の開設について「20歳以上」という年齢制限を設けています。

ただし、いくつかの業者では、「18歳以上」から開設することが可能です。

つまり、専門学校生や大学生、大学院生などは基本的に18歳以上なので、FX口座を開設してスキャルピングでトレードを行えます。

ただし、20歳未満(未成年)の場合は、法定代理人(親など)の同意を得て、「同意書」などを提出する必要があることにご留意ください。

学生がスキャルピングを行うメリット

以下、学生がスキャルピングを行うメリットを3つご紹介します。

ちょっとした隙間時間を有効活用してお金を稼げる

教科書や辞書、パソコンの購入費用など、学生は何かとお金がかかりますが、「実験や実習などで忙しく、アルバイトに割く時間があまりない」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

スキャルピングなら、1回のトレード時間が数十秒以内で終わるので、忙しい学生に適しています。

FX業者の中にはスマートフォンやタブレットからトレードできるアプリを提供しているケースもあるので、ちょっとした空き時間(昼休みなど)を有効活用してお金を稼ぐことが可能です。

金融リテラシーが身につく

経済学や経営学、商学を専攻している学生であっても、教科書で学んでいるだけでは「経済や金融、外国為替の仕組みを具体的にイメージできない」と悩んでいる方がいらっしゃるかもしれません。

スキャルピングを行えば、「外国為替市場」「金利」「円高」「円安」といった概念について、机上の空論ではなく、肌で感じ取れるようになります。

なお、FXで身につけた金融知識は、就職活動や就職後の人生でも大いに役立ちます。

利益が一定以下なら、確定申告が不要

基本的にスキャルピングによる所得は「雑所得」に分類され、原則として税務署に確定申告を行う必要があります。

ただし、アルバイトをしていて給与所得がある方は、利益が「20万円」以下ならば、基本的に確定申告が不要です。

FXの収入しかない方は、利益が所得税の基礎控除額である「48万円」以下であれば、所得税が発生せず、税務署に確定申告を行う必要がありません。

また、住民税の基礎控除額である「43万円」以下なら、住民税もかからないことを覚えておきましょう。

学生がスキャルピングを行う際に注意すべき点

ここからは、学生がスキャルピングを行う際に注意すべき点を2つご紹介します。

相場急変時に証拠金よりも大きな損失が出て借金を背負う可能性がある

アメリカ雇用統計などの重要経済指標の発表が行われた直後や、戦争・紛争・大規模自然災害の発生時、主要国の金融当局によってアナウンスが行われた際には、ボラティリティ(値動き)が非常に大きくなり、価格が上下に激しく揺れ動くことがあります。

ハイレバレッジでスキャルピングを行っていると、FX業者に預け入れた証拠金以上の損失が出て、借金を背負うことになるケースもあります。

ただし、レバレッジの倍率を低くし、損切りを着実に実行すれば、リスクを最小化できるのでご安心ください。

なお、運や勘に頼って売買を行うのは、ギャンブルと同じで危険です。

トレードルールを作成し、テクニカル分析(チャート分析)を行った上で、各種インジケーターの「売り」や「買い」のサインを見ながらエントリーや決済を実行しましょう。

親の扶養から外れない範囲で稼ぐことも検討すべき

学生の場合、親の扶養に入っているケースが多いのではないでしょうか。

税法上の扶養控除については、「年間所得合計が48万円以下の親族」でなければ対象から外れてしまうことにご留意ください。

そのほか、健康保険の扶養からも外れるケースがあるので、スキャルピングを行う際はトータルでの損得を考えて「扶養の範囲内」で稼ぐことも検討しましょう。

本記事の内容が、スキャルピングについて気になっている学生のお役に立つことができれば幸いです。